近年、保育園や幼稚園では英会話のレッスンが取り入れられるところが増え、英語学習の需要はますます高まっています。
初めての英語学習に英語絵本を考えている方も多いのではないでしょうか。
「親が英語を話せないけど、読み聞かせできる？」
「どの絵本を選べばいい？」
そんなママのために、おすすめの幼児・赤ちゃん向け英語絵本を紹介します。
読み聞かせのコツも解説しますので、すぐに親子で楽しめますよ。
【赤ちゃん•幼児のおうち英語に】おすすめの英語絵本６選
赤ちゃん•幼児のおうち英語におすすめの英語絵本を紹介します。
１．Dear Zoo
| 著書 | ロッド・キャンベル |
|---|---|
| 種類 | ボードブック（しかけ絵本） |
| 対象年齢 | ０歳～２歳くらい |
《あらすじ》
ペットが欲しい子供が動物園に手紙を送ります。すると、箱に入った様々な動物が次から次へとお家に届きます。
《おすすめポイント》
１ページ2～3行の簡単な英文表現の繰り返し
しかけ絵本で視覚的にも楽しめる
動物の名称や特徴を表す形容詞に出会う
「too ○○」～すぎる、と言う表現に出会う
《読み聞かせのコツ》
一緒にめくりながら読みましょう。最初はめくるのを楽しむだけでも構いません。興味を示したら、動物を指さして読むと自然と単語を覚えられます。
しかけ部分をめくると動物が出てくるので、同じタイミングで驚いて共感するとより楽しさが感じられますよ。
２．Brown Bear Brown Bear What Do You See?
| 著書 | ビル・マーチン |
|---|---|
| イラスト | エリック・カール |
| 種類 | ハードカバー |
| 対象年齢 | 1歳～５歳くらい |
《あらすじ》
「茶色いくまさん、茶色いくまさん、何見ているの？」から始まり、様々な動物がリレー形式で登場。
質問された動物たちは、「私を見ている○○を見ているよ」と答えます。
《おすすめポイント》
画面いっぱいに描かれたイラストが子どもの興味を引く
シンプルなイラストで内容と英語表現が容易に結びつく
リズム・テンポが心地よく、声に出して読みたくなる
思わず真似したくなる動作がたくさん
９種類の動物と色、先生と子どもを表す英単語に出会う
《読み聞かせのコツ》
動物の種類に合わせて声色を変化させて読むと子どもは夢中。応答を楽しむ内容なので、抑揚を意識しましょう。
YouTubeに読み聞かせ動画がありますので、慣れるまで参考にするのも良いですね。
子どもと一緒に動作を繰り返しやってみると、楽しみながらフレーズも身につきます。
３．Goodnight Moon
著者：マーガレット・ワイズ・ブラウン
イラスト：クレメント・ハード
種類：ハードカバー
対象年齢：1歳～3歳くらい
《あらすじ》
夜、子ウサギが眠りにつこうとしています。お部屋の中や外には電話や絵画、お星様・・・素敵なものであふれています。
子ウサギは、1つ1つに「おやすみ」とあいさつをして眠ります。
《おすすめポイント》
1ページ1～4行で読みやすい
原色ではっきりしたイラストが興味をひく
物の名称とたくさん出会う
韻（ライム）を踏んでいる単語が並び、リズムで単語を覚えやすい
「おやすみ」の定番の挨拶フレーズに出会う
《読み聞かせのコツ》
ゆったりと優しく読み聞かせてあげましょう。たくさん出てくる物の名称は、指さしをして単語と意味を結び付けます。
寝かしつけの際に読み、身の回りの物に「Good night」と挨拶をするのも楽しいですね。
４．Where’s Spot？
著者：エリック・ヒル
種類：ボードブック（しかけ絵本）
対象年齢：1歳～3歳くらい
《あらすじ》
夕飯の時間、子犬のスポットの姿が見当たりません。母犬のサリーは家の中を探し回ります。ドアのうしろやピアノの中・・・。そこには色んな動物が隠れています。
《おすすめポイント》
１ページ1～2行の簡単な英文、繰り返しの表現で読みやすい
しかけ絵本で視覚的にも楽しめる
何かを探す時によく使う「～はどこ？」と言うフレーズに出会う
場所を表す前置詞に出会う
《読み聞かせのコツ》
一緒にめくりながらスポットを探してみましょう。英語の意味はわからなくても、自然と内容を理解できます。
同じ応答が繰り返し続くので、子どもは面白がって単語を真似しやすいです。
親子でやりとりを楽しみましょう。
５．Twinkle, Twinkle, Little Star
著者：キャロライン・ジェーン・チャーチ
種類：ボードブック
対象年齢：0歳～４歳くらい
《あらすじ》
日本でもよく知られる「きらきら星」の歌のお話。男の子が夜空に輝く星を見上げ、「星って何だろう？」と思いをはせる様子が描かれています。
《おすすめポイント》
１ページ1～2行の簡単な英文
歌い聞かせてあげるだけでも楽しめる
歌いながらリズムにのって英単語やフレーズを楽しめる
韻（ライム）を踏んでいる単語が並び、音で覚えやすい
《読み聞かせのコツ》
歌いながら読み聞かせてあげると単語やフレーズが自然と身につきます。
小さな子どもが日本語で「きらきら星」を口ずさむように、ある日英語のフレーズで歌い出した・・・なんて事も。
６. From Head to Toe Padded Board Book
著者：エリック・カール
種類：ボードブック
対象年齢：1歳～5歳くらい
《あらすじ》
さまざまな動物が登場し、自分の得意な動作を披露します。「君はできるかな？」と聞かれた子どもたちは、動作の真似をやってみせます。
《おすすめポイント》
1ページ1～3行の簡単な英文表現の繰り返し
身体を動かしながら覚えられる
イラストがわかりやすく、出てくる動作と英語が結びつきやすい
「頭」「つま先」など、身体の部位を表す英単語に出会う
日常で応用しやすいフレーズの繰り返し
《読み聞かせのコツ》
一緒に身体を動かしながら読んでみましょう。イラストを見れば自然と動作を真似できるようになっています。
動作の真似ができた時に褒めてあげると嬉しくなりどんどん真似します。
YouTubeに歌付きの動画があるので、最初は流しながら読むのも良いですね。
【年齢別】読み聞かせのコツと選び方
赤ちゃん０〜２歳
この時期は耳に入る言葉すべてが新鮮です。大人の語りかけから言葉をどんどん吸収します。
意味は分からないけれど「心地よいリズムや響き、面白くて新鮮な音」として抵抗なく受け入れられやすいため、
- 同じ言葉が繰り返される
- リズム良く耳心地が良い
- 言葉の響きが面白い
- 歌になっている
この様な絵本を選びましょう。
マザーグース（童謡）の中から選ぶのもおすすめです。
アメリカやイギリスで古くから伝承されるお話で、現地の子ども達は歌いながら言葉を覚えて行きます。
好奇心をくすぐるものが多く、楽しみながら英語に慣れて行けますよ。
幼児３歳〜５歳
会話が成り立ち、身の回りのあらゆる事に好奇心旺盛になる時期。興味を持つと夢中になって繰り返し楽しんだり、イメージを膨らませて遊ぶこともできるようになるので、
- イラストから内容が容易に推測できる
- ストーリー性がある
- わかりやすい簡単な表現で真似しやすい
- リズムや歌で身体を動かして読める
- 興味関心に沿っている
この様な絵本を選びましょう。
幼児期は好みもはっきりしてきます。本屋さんで一緒に選ぶのも良いですね。
英語が苦手なママでもOK！CD音源付きの英語絵本
ここまでは、おすすめの英語絵本や読み聞かせのコツについて解説してきました。
初めての読み聞かせに自信がないママには、CDつきの絵本からスタートするのもおすすめ。
気軽に手に取ってスタートしてみましょう。
いくつかご紹介します。
Brown Bear Brown Bear What Do You See? With Audio Read
CDつき Momotatro
まとめ
この記事では、幼児・赤ちゃん向け英語絵本おすすめ6冊と読み聞かせのコツをお伝えしました。
- Dear Zoo
- Brown Bear Brown Bear What Do You See?
- Goodnight Moon
- Where’s Spot？
- Twinkle, Twinkle, Little Star
- From Head to Toe Padded Board Book
年齢別読み聞かせのコツ
英語が苦手なママはCD付きの英語絵本を使ってみる
英語絵本の読み聞かせは、親子でコミュニケーションがとれる素敵な時間です。
完璧な発音でなくても、パパ・ママが楽しそうに絵本を読んでくれれば子どもはそれだけで嬉しいもの。
肩に力を入れず、一緒に英語絵本の世界を楽しんでみてくださいね。
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